ピアノを始めて1年後の様子は、「こんな感じ!」をご紹介します
Aさんは大学1年生。4年生には「保育士免許取得」の試験があるために1年前に入会されました。
つぼみピアノ教室の大人の生徒様はそれぞれピアノの目的が違いますので、
先生は目的が達成できるように、各自の指導カリキュラムを作ります。
Aさんは、4年生の時に受ける資格試験合格に向けて
日々楽しみながらピアノレッスンを励んでいます!
ジャニーズをピアノを弾いてもいいですか?!
Aさんのレッスンでは、2冊の基本のテキストの他に「大好きな曲&弾いてみたい曲」に挑戦されています。
基本のテキストは知らない曲も多く、いまいちモチベーションが上がらなかったり、
単調な練習は苦痛に感じると思いますので、「今なんのためにこの曲を弾いているのか?」を
説明しながら進めていきます。
「ピアノは難しい・・・」とピアノを見てため息が出ないよう大切な基本を学んだあとは、
お楽しみの演奏時間を設けています。
大人だって、やっぱり弾きたい曲を弾いた方が楽しいですものね!
ピアノで複雑なリズムをマスターするには・・・
この譜面は初心者の方でも少し頑張れば譜読みできます。
Aさんはドレミの読み方を一切書かずに弾いています。
ただ、ジャニーズの曲、今時の曲はリズムが細かく、タイで拍を超えているリズムも多く、
基本テキストでこれらの複雑なリズムをしっかり学ぶのは、ピアノを習い始めてからかなり後でないと
出てこないのです。
ですから、しっかり理解していただきたいとこちらが熱く複雑なリズムを説明すると、ピアノ初心者の方は???となりますので
さっと軽く説明をして済ませます。
その代わり、譜面のどこを弾いているかその箇所を先生が指しながら弾いていただくことで、
目でリズムを追い、演奏を繰り返すことでいつのまにかリズムパターンを画像として頭に記憶して弾けるようになっていきます。
知っている曲、好きな曲だから出来ることですけれどね。
ピアノを弾く楽しさを知ると自信を持てるようになります!
Aさんは、毎週コツコツと練習をされているので確実に成長されています。
これからの課題は、人前でもどんどん弾くようになっていただきたいことです。
4年生になれば、弾き語りの試験がありますから、これからピアノになれたら歌の練習に入ります。
ピアノを弾くことに恥ずかしがっていては、とてもとても弾き語りなどできません・・・
好きな曲を弾くようになって、Aさんは練習量も増えたと思います。
それ以上に大きな変化は、ご自分の演奏の音をご家族に聞かせたことです。
ヘッドホンを外して聞かせた演奏に、ご家族の方はビックリされました。
たった1年でここまで弾いている様子に。
それが自信になるんです。自信をどんどんつけて、試験当日は演奏を楽しむぐらいになっていただくのが
私の指導目標の1つでもあります。
大人のピアノレッスンと子どものピアノレッスンは全くちがいます!
ピアノを弾けるようにさせることは、大人のレッスンも子どものレッスンも同じですが、
そこまでに成長する過程で、指導も使用するテキストも違います。
子どものレッスンがメインの教室に大人の生徒様が通ったときに
自分のレッスンの前後バリバリに弾ける子だったら・・・
大人の方にも子どもの使うテキストだけを与えられたら・・・
指導方法が子どもたちと全く同じだったら・・・
ピアノがつまらないだけではなく、嫌いになってしまうかもしれません。
ピアノを習うのは何歳までだいじょうぶ?
ピアノを習い始めるのは、「弾いてみたい!」と思った時からで大丈夫です。
(音楽学校の入学を目指したり、プロを目指す場合は別ですよ)
音楽の授業でしか音符を勉強してこない方も、大人でも
ピアノが好きならぜひ一歩踏み出してみてください。
ピアノのある人生、すてきですよ!!