育児や仕事で忙しいけれど、私がピアノを習うわけ

羽村市のつぼみピアノ教室です。子どものピアノコースの他に、大人のピアノコースもあります。今日は、大人のピアノコースに通われている30代のママさんのお話です!

育児や仕事で忙しいけれど、ピアノを習いたい!

Aさんは、今年でピアノを習い始めて3年目に入りました!お子さんも一緒にピアノを習いにいらっしゃいます。Aさんは、フルタイムでお仕事もされています。

育児に仕事、ピアノの練習はいつやるの?

お子さんはまだ幼稚園の年少さん。まだまだ手もかかりますし、お仕事で忙しい。それでもいつも、きちんと練習をして来ます。いったい、いつ練習をしてくるのか聞いてみたら、「子どもがお風呂に入っている間」と返事がありました!お子さんが早めに寝てくれる時、体力があれば夜も練習したいそうです。

短い時間でのピアノ上達方法は、これ!

Aさんは、ピアノ演奏が上手になっています。メキメキと腕を上げているのは、レッスン中に私と予習をした内容を、忠実に復習しているからです。

例えば、指番号。一つも間違わずに書いてある通りに弾きます。うっかり間違えたとしても、必ず正しい指番号に直します。「指番号なんて、適当でいい」と思う人が多いですが、ピアノの上達の早い、遅いはここにもあります。

大人のピアノ上達には、拍が大事!

大人でピアノを習っている方が苦手としているのは、「拍」です。ピアノを習っている子どもと比べても、拍が苦手な大人の方が多いです。「拍が苦手」とは、拍子が均等に刻めないという事です。一定の間隔で4拍子の拍を取っているようで、早くなってしまい、拍が乱れてしまいます。

Aさんの上達のもう一つの秘密は、声に出して拍を数えながらピアノを弾くことです。レッスンの時には、私はずっと拍をカウントしています。Aさんも一緒に拍を数えながら弾いて行きます。弾く事に慣れるまで、ご自宅でも「拍を数えながら練習」をしていただいています。

「拍」これがなかなか難しいのです・・・・・

アメリカンポップスが弾きたい!

Aさんは、大人のピアノの基本テキストを勉強しながら、弾いてみたいアメリカンポップスを見つけてきていただき、挑戦しています。ポップスはリズムが複雑なので、使用している基本テキストの勉強だけでは弾けるようになりません。そこでAさんの「弾きたい!」という熱い気持ちを叶えるために、先生は一肌脱いでいます!!

今、彼女はクリスティーナ・ペリーの「A Thousand Years」を練習中です。初めての8分の12拍子に挑戦しています。拍子が難しいので苦戦していますが、私と一緒に譜読みをしながら頑張っています!

細かいリズムも拍が数えられるように、先生がお手製の教材を準備!

難しいリズムが分かるように、Aさんの選んだ曲ごとに教材を作っていますが、それはAさんのピアノに対する熱い思いがあるからです。弾きたい曲を弾けた時のAさんをはじめ、みなさんの笑顔がはとてもすてきなんです。私は笑顔が見たいから、お手伝いをしているだけなのですが、それを十分に活用されているので、嬉しい限りです。

私がピアノを習うわけとは・・・

Aさんは、ピアノを習ってみたかったので、思い切って始めてみました。ピアノを習い始めて丸2年が過ぎ、3年目に入りました。ピアノのある生活もすっかり定着しています。Aさんがピアノを習うわけ。それは、「心の安定」だそうです。

子育てにお仕事に忙しい毎日の中で、レッスンに行きグランドピアノでピアノを弾くことが、「自分へのご褒美と子心の癒し、そしてストレス解消にもなっている」のだそうです。「ピアノがあるから、毎日頑張れる」とお話されたとき、ピアノの先生をしていてこんなに感動なシーンはないだろうというほどでした。

ピアノは人の生き甲斐になる。大人のピアノには、よくある話です。ピアノ上達の進度は人それぞれ。ピアノを弾く目的も人それぞれ。でも夢中になれるものとして共通のピアノ。これからも成長し続けてほしいです!

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羽村市のつぼみピアノ教室詳細
2~3歳プチピアノ、幼児~高校生のピアノ、大人のピアノ、60歳からのピアノ、保育士試験対策、オーダーメイドレッス